県民共済住宅 住宅設備

新電力へスイッチ

先週末は鬼怒川温泉のホテル三日月に行ってきました



勤続10年で会社から旅行券が支給されたのが昨年4月のこと。
11月の四国旅行の際にも使いましたが、今年度中に使い切らないと1割税金持っていかれるとな

ということで駆け込み散財です



妻の実家近くに移住してからというもの、義両親には何かとサポートしてもらってます。
その感謝の意を込めて今回ご招待
なんて言いつつ、夕食の飲み代とかご馳走になってしまった。。。



ここはガーデンスパがあって子供と一緒に泳ぎました
スイミング通いによる予想外の成長っぷりにビックリ

普段は無気力ヘタレ王子で叱ってばかりなので、こういう面を見るのは嬉しいですね









閑話休題。



今回はコラム的なネタで。

新居に越してからというもの、床暖房ライフで快適な日々を送ってます

近年話題のZEHに関心があり、当初はエコキュートでオール電化+創エネに床暖房を考えてました。
総合的に勘案した結果、太陽光パネルの設置は見送りとなりましたが

床暖房は電気式と温水式がありますが、温水式をどうしても入れたかった

結果としては大満足です



県民共済住宅では温水式にする場合リンナイ製しか選べず、必然的に熱源はハイブリッド給湯器エコワンとの組み合わせとなります。

エコワンにするならガスも必要。
それなら乾太くんも入れちゃう?みたいな。

元々のエコワン導入の経緯はこんな感じ



ただ、冬場のガスはランニングコストが嵩みます。
床暖房に加え、乾太くんも毎日稼動、湯船も毎日貯めてますから。。。

我が家は悪名高いプロパン最大手ニチガスの系列が供給する都市ガスを利用してます。

県民提携のプロパンは、実際いくらなのか単価はわかりませんが激安らしいですね

それでも、うちのライフスタイルを貫き通したらどのくらいになるのか考えると怖い…



ちなみに直近の我が家のガスの使用量

驚きの94㎥‼️

マジかー
こんな数字これまでの人生で見たことない(笑)

まぁ、家に誰かいる間は常に入れっぱなしにしてるので、必然といえば必然な気はしてます。

救いは床暖房利用によるセントラルヒーティング契約で、冬場の単価は108円固定

あれ?前言撤回!?(笑)
ガスってイメージ先行で高いと思ってたけど、こうしてみると意外と高くなくない?
学生時代からの一人暮らし含め、9軒移り住んでプロパン 、都市ガス、オール電化全て利用経験があります。
ただ、床暖房とかはなくて、割引なしの従量課金だったのもあってこれまでが高く感じてたのかな?



コンロはIH、給湯器はエコワンダブルハイブリッド。
ガスを引いたはいいけど、ガスをなるべく使用しない設備です。

エコワンはヒートポンプで沸かしたお湯は貯湯タンクに貯めておくため、タンクが湯切れするまでは電気を使います。
さらに、ダブルハイブリッドの場合、床暖房は立ち上がりはガス、定常運転時はヒートポンプで温めたお湯を循環させます。
そうは言いつつも、定常運転に移行するとずっとヒートポンプ運転ってわけでもなさそう。

まだエコワンを使用し始めて間もないので、もう少し動作特性を把握したらエコワンの特集記事でもあげてみようかと思います。



さて、ここまでの話の流れからガスの話かと思わせる雰囲気満載ですが、今回は電気の話ww(遠回しすぎ…)

うちは電気を湯水のごとく使う猛者の巣窟です。

IHやエコワン、大型テレビ、エアコンはさることながら、サーバー化したパソコンやNAS等の常時稼動、水槽のヒーターやポンプetc.



以前は太陽光+オール電化で、東電に『電化上手』という最強プランがありました。
ただ、原発事故からの電力自由化の波によりスマートライフプランへと衣替えし、スマート契約という罠を仕込んだ価格競争に逆行した全くスマートでないプランに成り下がってしまいました。。。

それもあって、オール電化の優先度は下がり、コストメリットの絡みもあり、前述のとおり太陽光発電は見送ってます。

ただ、一度慣れた電気を使いまくる生活を改めるのもなかなか大変
となると、使用量を下げるより電気料金そのものを下げるしかない



そこで注目したのが新電力(PPS)

電力自由化により、新規参入を含めた全国の電力会社を選べるようになりました。





新電力とは

従来から新電力というのはありました。
ただ、電力需要者が工場などの高電圧のみで、一般家庭は地域会社との契約しかできませんでした。

それが電気事業法の改正によって一般家庭向け低電圧も発送電が分離されたのです。
送電は地域会社、発電は新電力含む電力各社という形で一般家庭でも契約が可能となりました。

最近は新築であれば最初からスマートメーターが取り付けられるようになってますよね。
これが新電力を利用するのに必須のものとなります





スマートメーターの仕組み


スマートメーターは遠隔操作で検針やブレーカー制御ができるメーターです。

昔は分電盤に契約容量に応じたアンペアブレーカーが電力会社により設置されていましたが、今はそれがスマートメーターに内蔵されています。





新電力契約の前準備


契約容量アップを検討していたので、東電に現状調査依頼。



その結果以下がわかりました。

・分電盤の50Aブレーカーは漏電ブレーカー
(アンペアブレーカーじゃない)
・ブレーカー容量が50Aなので10kVA(100Aに相当)が契約可能容量のMAX

旧宅はオール電化で10kVAでしたが、IH複数口利用とエアコン、テレビ等、同時利用で警告が鳴ることがあったので、10kVAは過剰ではないとの判断、10kVAに変更してもらいました。

ただ、契約容量が増えれば基本料金も上がります。
変更前の50Aが1,404円、変更後の10kVAでは2,808円になります。

しかし、これも新電力に目星をつけた上で折込済のこと

新電力には契約容量によらず、基本料金無料のところがあるんです。

それが『LOOOPでんき』

契約容量によらず基本料金は0円!!
従量単価はシンプルな一律27円/kwh。

一般的な従量電灯契約の場合、3段階の料金体系となっているので、精緻にコスト比較してみたところ、40A以上であれば使用量によらず確実にLOOOPでんきが安い計算になります。

【注意点】
電気の契約容量は元契約の容量が引き継がれます。
そのため、我が家は事前準備として東電に10kVAへの変更をお願いしたわけです。





新電力のメリット


メリットは電気料金が安くなる点に尽きます。
その他、ガソリン系新電力だとガソリンの値引きが受けられるなどもあります。
環境意識の高い方であれば、再生可能エネルギーの調達割合が高い会社という観点で選んでも良いかもしれません。

ちなみに自分はエコとは対極にいると思うし、LOOOPでんきはエコを全面に打ち出しながら実態は再生可能エネルギー調達割合は高くなくてちょっと詐欺っぽいですw

これまでに2回検針がありましたが、前回679kwh、今回862kwhと、なかなか使ってます…

以前は余剰電力の売電を考えないで、買電使用量ベースで300~500kwhほどだったので、太陽光発電の恩恵はかなりあったわけですね。



従量電灯C10kVAは以下で金額算出します。

・基本料金:2,808円
・第1段単価(~120kwh):19.52円
・第2段単価(121~300kwh):26.00円
・第3段単価(301kwh~):30.02円
 ※燃料調整費不算入とした場合

具体的な計算式は省略しますが、これを基にすると前述の使用量だと一月で3000円以上お得になります
仮に容量を減らして従量電灯Bの50Aとしても1500円ほどは安くなる計算です。





新電力のデメリット


デメリットは地域会社を解約する不安くらい?
新電力が倒産したら電気が停電するなんて事は起こりません。
理由は、送電網は地域会社の所有であり切替後も保守は地域会社が行うから。

また、送電線を流れる電気に地域会社が発電した電気と新電力が発電した電気の区別なんてできませんしね。
それと、不測の事態で新電力の発電がストップしたらその分は地域会社が引き継いで不足分を電気供給する仕組になっています。

ただ単純に料金の支払先が変わるだけなんです。
新電力への切替に必要なのはお客様番号と供給地点番号の2つ。





切り替えまでの流れ

我が家の切り替えスケジュールは以下のとおり進みました。

 12/25 10kVAへ変更
 12/30 LOOOPでんき申込
 01/21 接続供給開始日案内
 02/20 東電さよなら、よろしくLOOPでんき

<追伸>
実は、、、LOOOPでんきよりソフトバンクの自然でんきの方が、単価が26円で1円安いことが判明!
ソフトバンクユーザーでないと契約できないという文言をどこかで見た気がしてたんですが、現時点ではユーザーでなくとも加入できる模様。
切り替えて早々ですが、違約金などは発生しないので、さらに自然でんきに乗り換えようと思います。

わりと高額になった電気代。
前振りでエコワンが出てきましたが、コントローラーの数値が正確なら、エコワンがバカ食いしてるわけではなさそう。

どこで電気垂れ流してるかの調査は、もうすぐ工事されるHEMS導入後に細かく調べることにします

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