県民共済住宅 住宅設備

防犯カメラの構成検討(ほぼ決定)

SECOMしてますか❓
長嶋茂雄さんでおなじみですね❗️(古い⁉️)

おうちの防犯対策どうされてますか❓

売却した家の話ですが、SECOM、ALSOK、CSPを検討したことがありました。
まぁ、そんな盗みに入られるような豪邸じゃないですけど(笑)

そのとき抱いた感想、警備会社のランニングコストは高いです❗️
また、駆け付けてくるまでには犯人は既にトンズラしてるでしょう
予防措置としての効果は、警備会社のステッカーにおののくかどうかってのが個人的な印象です。

ただ、最近は数日おきに不審者情報がネット配信されてきますし、警戒意識は持っていた方が良いと思ってます。
そんなわけで、我が家は防犯カメラを導入することで、警戒・予防と、犯人侵入・逃走時の証拠保全を図ろうと思っています。
実害は保険でカバーできますし。

今回はかなりマニアックな、防犯カメラネタをいきたいと思います

 

防犯カメラのシステム構成

防犯カメラにはいろいろなシステムが登場しています。

  • DVR
  • WEBカメラ
  • ネットワークカメラ
  • NVR
  • VMS

DVR

DVR(Digital Video Recorder)は昔ながらのタイプで、カメラと録画機をアナログケーブルで繋ぎ、ハードディスクに録画するシステムです。
構成が単純なので、価格が安いのが特徴。

WEBカメラ

少し粒度が異なりますが、WEBカメラはパソコンと接続して使用するカメラで、パソコン上のソフトウェアでカメラ制御を行います。
防犯カメラとしての使用にはちょっと不向きですね。

ネットワークカメラ

ネットワークカメラはカメラ機能とコンピュータを組み合わせてできたユニットで、IPカメラともいわれます。
カメラ単体で録画機能を有するものもあり、インターネットに接続することでリアルタイムで映像を閲覧することが可能です。

NVR

NVR(Network Video Recorder)は、DVRとネットワークカメラを組み合わせたようなもの。
ネットワークカメラの映像をLANケーブルまたは無線を介してハードディスクに保存します。

VMS

VMS(Video Management System)も少し粒度が異なりますが、NVRの中枢機能となる映像管理システムと呼ばれるソフトウェアで、複数のネットワークカメラを制御する形態です。
VMSはどちらかというとプロユースな商品ですが、最近はホームユースのNAS(Network Attached Storage:ネットワーク接続ハードディスク)に実装されているものもあります。

カメラの電源

カメラを動作させるには電源が必要です。そのため、新居では電源供給元として高所に3箇所コンセント増設しました。

ただ、最近はカテゴリー5e以上の規格であれば、LANケーブルから電源供給できるPOE(Power over Ethernet)を使ったカメラも多数あります。
※別途POEインジェクター、またはその機能を有する親機が必要です

配線工事時点で何を採用するか決定していないので、とりあえずリビングからその増設したコンセント近辺に3系統分のCD管とLANケーブルを敷設してもらいました。

これで、どのタイプのカメラでも電源の心配は不要です。

伝送方式

伝送方式も大きな課題です。

  • RCA
  • 無線
  • LANケーブル

カメラの映像をどのように伝送するか。
DVRはアナログのRCAケーブルを使って伝送し、録画機で録画するものなので、RCAケーブルの敷設が必要になります。

ただ、今時低解像度のアナログ伝送はないなということで、DVRは検討対象外。
そもそもRCAケーブル敷設してないし。

無線の規格は数多くあります。BlueTooth、IEEE802.11.a/b/g/n/ac…

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電波法に注意

ちょっと豆知識。無線は信号を電波に乗せて伝送するものです。通常、電波を使用するには出力に応じた無線局の開局許可と操作免許が必要です。
スマホやケータイ、家庭内で使用する無線LAN等は、出力や場所を限定することで、上記が免除されているに過ぎません。
有限資源である電波は国(総務省)により管理されています。電波を発するものはすべて審査に基づき承認されたもののみ使用が許可され、技適マークが貼られます。

まぁ資格なしでも使用が許可されているもの程度で取り締まられるか否かはさておき、電波法違反は100万円以下の罰金または1年以下の懲役と、意外と量刑が重いです。
知らず知らずのうちに違法状態とならないように気をつけましょう。

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んで、電波は低周波ほど飛びが良く、高周波ほど技術的に伝送容量が増やしやすい傾向があります。
現状販売されている商品を見ると、無線LANを使うものが多いようです。

無線LANで使用する周波数は比較的高いので、障壁があると電波強度が減衰します。
リビングまで届くかどうか、届いても映像が伝送されなければ意味が無い。
この点が無線によるデメリットの一つ。

あとは、通信傍受のリスク。
無線は目に見えないケーブルが空間で繋がってるようなものなので、それを受信して通信を傍受される可能性もあります。
これも解析困難な技術で暗号化されているので常人が行えるものではありませんが、リスクの一つではあります。

次にLANケーブルについて。
県民共済住宅の標準はカテゴリー5eと言われるもので、理論上1Gbpsでの通信が可能です。
無線のように大きな伝送ロスが少ないので、安定した通信が可能です。

我が家の導入システムについて

上記を見ていただければ、もう方向性はほぼ決定しているも同然ですね(笑)

というのも、リビングPCの内蔵HDDがそろそろ寿命を迎えそうな兆候が出てきました。
うちはHDDレコーダーは使っておらず、リビングPCで録画したり、写真や音楽などのマルチメディア系ファイルを保存しています。
また、Microsoftのサブスクリプションサービス型Officeアプリ「Office 365 Solo」を利用しているので、付帯サービスのOneDriveというクラウド上に1TBまでバックアップ可能です。
写真はすべてクラウドに保存されているので心配ありませんが、HDDが逝ってしまうとそれ以外のデータは失われることになります。

そういうわけでHDDの交換時期を迎えたので、この際NASを購入して、同時に新居の防犯カメラをNASでNVR化することにしました。

とりあえず、先行してNASとHDDを購入。
購入したのはこちら。

NASの老舗メーカーとして定評のあるQNAP製「TS-231P」です。
HDDは4TBを2台購入。

TS-231Pをルーターに繋ぐことで、家でも外でもどこからでもNASにアクセスできるようになります。
また、QNAPにはSurveillance StationというMVSが利用可能で、無料で2ライセンス分のカメラが使用可能です。
我が家は3台設置予定なので、1台分は追加ライセンスの購入が必要ですが、5000円くらいで買えるようです。

あとはカメラの選定中ですが、なかなかこれだ!というものが見つかりません。。。
防犯機能を重視して、カメラ画素数200万画素以上、パン/チルト/ズームの首振り機能あり、POE給電、録画解像度はFullHD以上はほしいなと思っていますが、国産品は高い❗️
海外から輸入も考えていて、ただいま海外サイトで毎日物色中です

マニアックな長文記事のご拝読ありがとうございました。

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