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【製品レビュー】ロボット掃除機ルンバe5

ロボット掃除機の代名詞『ルンバ』。
発売当初は特許でガチガチに固めて、他社の追随を許さなかったアイロボット社も、最近はコスパの良い他社の追い上げにシェアが食われ気味です。そんな危機感から高性能でありながら廉価なモデル『e5』が昨年2018年10月に投入されました。

我が家では7年前に買ったルンバ770が未だ現役ですが、先日この最新モデルを購入してみたので、レビューしたいと思います。

ルンバe5について

販売状況

現在e5は発売から絶大な人気を誇っているようで、年末のpaypay祭りも手伝って、基本的にはほとんどの量販店で慢性的に在庫が在りませんでした。私が購入した1月12日時点では1月25日頃メーカー出荷予定とのことで、何店か回って唯一の1台を確保できた状況でした。

値引き交渉

値引き交渉大好きなので、もちろん定価では買いません(笑)店員さんから口止めされたのであえて店名は伏せますが、某量販店での値引き前の価格が税込53870円。…定価です。

ここから情報作戦を展開し、口コミから最安値を探し出して交渉開始。そうしたら、祝日だからという謎の理由でこちらの言い値から更に値引きしてくれて、価格.comより安い税込46000円で決着♪8000円弱の値引きを勝ち取りました(笑)

e5の位置付け

購入したルンバe5ってラインナップ的にどの辺に相当するのでしょうか。ナンバリングを見れば各モデルの位置付けが分かります。

  • 6XX(ベーシックモデル)
  • 8XX(ハイエンドモデル)
  • 9XX(フラッグシップモデル)

e5は従来のようなナンバリングからは外れていますが、オフィシャルストアのハイエンドモデルという触れ込みと性能から見て、890のリプレース品に当たるようです。

ルンバシリーズの機能比較

各シリーズの代表モデルとの性能比較としては以下のようになります。

機種別性能 980 960 e5 643
iAdapt 2.0 2.0 1.0 1.0
吸引力 約10倍 約5倍 約5倍 約1倍
ゴミ除去量 約2倍 約1.5倍 約1.5倍 約1倍
AeroForceクリーニングシステム
iRobot HOMEアプリ
ダスト容器水洗い
ゴミセンサー ダブル ダブル シングル シングル
ゴミフルサイン
稼働時間 約120分 約75分 約90分 約60分

iAdapt

900シリーズを除くルンバにはAWAREというAIが搭載されていて、ナビゲーションを司っています。ルンバは各種センサーから読み取った情報を元に、登録された行動パターンからAWAREが最適解を導き出し、モーターを駆使して本体の向きを変えたり旋回したりするという流れで動作しています。e5、643のiAdapt(表上は便宜的に1.0と表記)高速応答プロセスとは、この一連の流れを高速で連続的に行って、結果綺麗にする機能と理解したら良いと思います。

対して、900シリーズのiAdapt2.0ビジュアルローカリゼーションは前述の高速応答プロセスとは全く異なるアプローチです。前後左右の向きを把握するトラッキングセンサーとカメラによる風景の画像認識処理を元に、掃除するエリアと自分の位置をマッピングして効率的なルートを選んで綺麗にする機能のようです。確認できませんでしたが、iAdapt2.0はこれそのものをAIと定義してるようにも見受けられます。

AWARE+iAdaptがランダムっぽい動きをするのに対して、iAdapt2.0は直線的に動いていくのが大きな違いです。2.0の方が技術的に進化しているのは間違いないですが、2.0は掃き残しが少ないけれど四隅の掃き出しが甘いとか、従来型のほうが何度も同じところを通るので仕上がりは綺麗になるという意見も一部であるようです。総合的には2.0の方が綺麗になると思いますけどね!

吸引力とゴミ除去量

この辺は正直よくわからないので、アイロボット社調べの数値を右から左ですが、600、700シリーズを基準として比較した結果のようです。

AeroForceクリーニングシステム

AeroForceクリーニングシステムの売りは、絡まり防止機能を備えたゴム製の突起の付いたエクストラクター(ローラー)と、エアフローの効率化と強力な吸引モーターの合わせ技による能力向上です。先述の吸引力とゴミ除去量の向上はこのシステムが大きく寄与しています。

iRobot HOMEアプリ対応

一応IoT対応となったわけではありますが、正直これは特筆すべき機能ではないですね。スマホアプリからスケジュール設定できたり、任意に動かしたりできるものではありますが、スケジュールなんて早々変更しないし。。。900シリーズだとマップ機能があって掃き残し箇所やゴミの多かったエリアなんか確認できるようですが、それだと何となく片手落ちな印象。どうせなら、従来付属されていたリモコンでラジコンのように操作できる機能をアプリに実装してこそ生きるように感じます。

ダスト容器水洗い対応

ルンバシリーズで唯一ダスト容器の水洗いが可能なのがe5。これのためにe5を選んだと言っても過言ではありません。長年使っていくと隙間に埃が入り込んでこびり付いて、ブラシで擦ってもなかなか取れなくなってきます。水洗いできるようになったことが自分の中では一番の進化だと思います。

ゴミセンサーとゴミフル通知

ゴミセンサーには、光センサーとピエゾセンサーの2種類があり、両方搭載しているものをダブル、ピエゾセンサーのみ搭載のものをシングルとして表中に記載しています。

光センサーは軽い綿埃の感知とダスト容器にゴミが貯まったか検知するゴミフルサインの表示を行うものです。

ピエゾセンサーはゴミがセンサーに当たることでゴミを感知するセンサーになります。

よって、光センサーを搭載していない機種は必然的にゴミフル通知非対応となります。

e5の内容物確認

前置きが長くなりましたが、開封の儀にいきたいと思います。

箱を開けると本体がデーンと出てきます。

付属品は、ホームベース、電源コード、デュアルバーチャルウォールと電池、HEPAフィルター1個、説明書関係になります。

本体は漆黒ボディに、シンプルにボタン3つの構成です。

ダスト容器の部分。

ダスト容器はこんな形状です。

HEPAフィルターは1個しか装着できないみたいですね。

水洗いに対応してるので、綺麗に保てそう♪

エクストラクターを拡大。

エッジクリーニングブラシは従来品と変わりないように見えます。

現有機770との比較

7年の歳月でどんな変化があったか、並べて比べてみます。

大きさや見た目はパッと見ではそれほど変わらない印象です。

11年製。古っ!

ホームベースは変化なさそう。に見えて…

従来はこんな大きなACアダプタがあったんです。

それが内蔵に変わったみたいでスッキリ♪

バーチャルウォールもコンパクトになりました。

e5の使用感

770が古すぎるということもあると思いますが、明らかに音が静かになりました。また、ブラシの構造が変わったためかゴミをよく集めてくれてます。

基本家にいない時間帯に動くようにスケジュールしてるので、最初から最後まで動いたところを見てはいませんが、特に埃が残ってるとかいう印象は全くありません。よく機能してくれてると思います。

ルンバe5。
コスパはルンバ史上最高と言ってもいい仕上がりです!
一家に一台いかが?

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