2/2〜2/4に開催されたジャパンキャンピングカーショー2018の話
訪れたのは2/4。
私の独断と偏見に満ちた情報を元に、今回のショーのレポートと共にキャンピングカーの魅力をお伝えしたいと思います
キャンピングカーの大衆認識
一般的なイメージはこうでしょうか。
①車両が高い
②維持費が高い
③いかにもな感じがダサい
現実的な話として、②は8ナンバー(特殊車両)だと税金が安いんです。
ただ、自動車保険は不利で、通販型ではほぼ加入できません。できても車両保険は付けられない。
そうなると従来型の保険にしなければいけないので、トータルでは一般車と同額程度と考えておけばよいでしょう。
今も従来型を使ってるなら、税金の差額分は安くなりますよ
8ナンバーは新車登録時から2年毎の車検です。
これは普通車が初回車検のみ3年であることを考えれば少し条件は悪くなりますが、2回目以降はどちらも2年毎なので、大きな障害にはならないと思います。
③はトラックにリーゼント頭みたいな形状からくるものですかね
これは個人の主観によるのでなんとも言えませんが、カッコいい車たくさんありますよ♪
①については、ご想像のとおりです。。。
売れ筋のタイプだと大体高級外車メーカーの大衆車クラス位(Cクラスとか3シリーズとか)でしょうか。
基本的に受注生産なので、ベースの車両価格に架装費用が上乗せ、値引きはないに等しいです
それでもオススメな理由があります。
それは、リセールバリューが格段に良いこと❗️
一般的に10万キロが乗り換え判断の目安かと思いますが、この位走ると一般車は値がなかなかつかないと思います。
でも、キャンピングカーなら2、300万は珍しくないです♪
こう考えると、気持ちが軽くなりませんか
キャンピングカーの魅力
時間に縛られない❗️
場所に縛られない❗️
家族の一員ワンちゃんも同行できる❗️
自宅被災時の避難場所にできる❗️
夫婦喧嘩の避難場所にできる❗️(笑)
…あぁ、もっと魅力がたくさんなのに、想像力と表現力が足りない自分がもどかしい
現行ハイエースの行く末
うちのはベース車がハイエースのバンコンというジャンルになります。
他にフルコン、キャブコン、バスコンなど。
ハイエースは、ボディサイズが4つあります。
1.ナロー
2.ナローハイルーフ
3.ワイドミドル
4.スーパーロング
そのハイエースですが、今年フルモデルチェンジ発表、来年発売となる予定
300系と言われる新型は安全基準対応の観点から、フロントタイヤの上に座席があるキャブオーバーから、ノーズが突き出たミニバンみたいな形のセミボンネットへ変更になることがほぼ確実視されています。
つまり車を同じサイズで作ると、室内空間が狭くなるんです
これで一番困るのが、資材や道具を運搬するのにハイエースに乗っている職人さん。
今まで積めていたものが積めなくなってしまうという死活問題になってきます。
そして、キャンピングカー業界も。。。
ハイエースは商用車のドル箱なので、トヨタとしてはユーザー離れを起こしかねない選択はしないんじゃないかな
そこで噂されるのが、過去にプリウスで行った現行と新型の併売
ただ、無責任な個人的予測では、この対象となるのは一番売れ筋のナローのみになるんじゃないかなという気がしてますが、どうでしょう
というのも、昨年末にあった最後のマイナーチェンジで搭載されたトヨタセーフティセンスが、キャンピングカー向けベース車のキャンパー特装車には付きませんでした。
業界から相当強く申し入れたそうですが、オプションにすらなってません。
ここからトヨタの優先順位がうかがい知れるような気がするのは気のせいか。
キャンピングカーの楽しみ方
今年は過去最大規模での開催と、ワクワクも最高潮
先立ってキャン友さんと幕張メッセ近くの温泉で前夜祭を開催しちゃいました
元々は家族での参加予定が、直前に子供がインフルエンザにかかってしまい、急遽ソロ参加へ。。。
食べて飲んで語り合った後、温泉で長風呂してゆったり
その後は、キャンカーで宴会2次会♪
天井が跳ね上がるポップアップルーフ車が会場です
天井高くとれてメチャメチャ良い❗️
とまぁ、こんな楽しみ方も出来ちゃうんです
趣味を共有できる方との話は本当に楽しい♪
キャン友さんにワンちゃん専用のケージを備えて一緒に旅してる方もいらっしゃいます
ワンちゃんコミュニティもあってキャンピングカーでダブルの楽しみがあるみたい
キャンピングカーショーレビュー
今回はフルモデルチェンジを控えて現行モデル人気急上昇必至のハイエースについて、スーパーロングへの乗り換えの可能性を模索する意味で、バンコン特集気味にレポートしちゃいます
キャンピングカーショーはくるま旅クラブの会員になると、会員ランクによって1回または無制限で入場料無料になります♪
最近は防災目的や、ワンちゃんとの車旅を目的に購入される方が増えて、業界の盛り上がりを感じます。
特にここ最近はワンちゃんとの旅プロデュースを前面に出した車が増えてきてるかなという印象
オープンと同時にまず向かうは、アウトドア用品の物販エリアへ。
売り物はなくなっちゃいますからね
Amazon価格の半額以下でゲットです♪
さて、いよいよ車のご紹介。
現実路線の本気レポート❗️
ホワイトハウスキャンパー
コンパスドルク
一番オーソドックスなレイアウトですね
エクステンションボックス。
寝るときの空間を絶妙に確保してくれる重要アイテムです
トイファクトリー
バンコンの雄、トイファクトリー
車の断熱に徹底的に拘ったビルダーは他にないかも。
標準のトリプル断熱と、グランデ仕様によるアクリル二重窓の超断熱。
雪山で試してみたい♪
BADEN
つるの剛士も乗ってる、トイのフラッグシップカー『BADEN』
やはり人気車種はこのレイアウトに落ち着いていきます。
どれを取ってもスタイリッシュにまとまってて素晴らしい
GT
お次。
ファミリー向け2段ベッド仕様の『GT』
ランドティピー
ロングセラーモデルの『ランドティピー』
コルドバクルーズ
バーデンとGTを合わせたような二人旅仕様の『コルドバクルーズ』
トイズボックス
『トイズボックス』はエントリークラス
BADEN ALTAMODA
最後にBADEN再び
救急車に使われるスーパーハイルーフがベース車のアルタモーダ仕様
スーパーロングよりもさらに25センチほど高くなっています。
基本的なレイアウトはそのまんまBADENですが、上へ広がった空間まで併せ持ったこれはバンコンの究極形ですね
デルタリンク
次のビルダーはデルタリンク
ダーウィンQ3
やはりオーソドックスレイアウトです
キャンパー鹿児島
最後はキャンパー鹿児島
ピーターの移動事務車『BOSS』を手掛けたことと、独自開発したリチウムイオンバッテリーシステム「KULOS」、ガリバーやオートバックスとコラボモデルを出す事など、今ノリに乗ってるビルダーです
rem second act
キャンパー鹿児島のフラッグシップカー『rem second act』
車内の写真しか撮ってませんでしたが、まぁ内装が重要なので。
車中泊での寝心地を追求した結果、西川製ベッドマットが使われています
バンコン熱いです❗️
どれも秀逸な作りで目移りしてしまいますね
ここからは番外編
欧州のハイエース的存在のFIATデュカトベースの輸入車、SunlightのCLIFFです。
去年のショーでは、国内販売向けにFIATがベース車両として参考展示してました。
うちの車を制作したビルダーの営業さんから、今年のショーでデュカトベース出そうと思ってると聞いてたので期待してました。
残念ながら採算ラインに乗るまとまった台数が国内ビルダー全体で集まってないそうで、今年は見送りらしいです。
でも1台のプロトタイプ展示車発見❗️
東のキャブコンの雄、バンテックが手がけたV670
予定価格は1500万ほどらしいので値段的に無理ですが、国内ビルダーが手がけるとさらにカッコよくなりますね
こちらはフルコンと言われるタイプ。
ここまでくると、モーターホームというに相応しい内装と広さです❗️
噂では、童夢の社長さんが乗ってるとか。
トヨタもモデリスタから出展してました♪
こちらはハイエース。
メルセデスといえば、気になる車が
メルセデス版ハイエース的な立ち位置のスプリンターのスケルトン車
もっとたくさんの車両が展示されてましたが、全部は見きれませんでした
でもキャンピングカーの魅力は伝えられたかなと思います♪
…よね