県民共済住宅 住まいのコラム

1年住んで県民共済住宅の素晴らしさを再認識

県民共済住宅でマイホームを建てて、1年が経ちました。一つの節目として、初心に立ち返って不満などないか考えてみました。

1年経っても大満足の県民共済住宅の家

家の引渡しを受けたのが去年の12月16日。

1年経過ということで、メイスイのビルトイン浄水器のカートリッジ交換案内もきました。先日土曜にフルメンテナンスで県民共済住宅ロゴ入りの新しいカートリッジに交換してもらったところです。

あっという間の1年と感じるのは年のせい? でも、その割りには家づくりの記憶が薄れていっているな… あ、これも年のせいか(笑)

これまで特に不具合らしい不具合はなし、快適に過ごせてます。 あるとしたら、玄関からリビングに入るドアのラッチ(名前を初めて知ったw)の掛かりが悪くて、玄関ドアを開けるとそのドアも圧力で一緒に開いちゃってたくらいでしょうか。

ダイケンWEBサイトより

まぁ、ドライバー1本で自分で簡単に直せたので、特段問題無し。

そんなわけで、1年住んでみての感想としては、県民共済住宅には総じて満足してます♪

県民共済住宅に決めた理由

我が家の回りもこの1年で新居がたくさんできました。県民ハウスは我が家だけですが。 数あるハウスメーカーの中で、個人的に満足度の高い県民共済住宅をなぜ選んだのか思い出してみました。

圧倒的コストパフォーマンス

やはり他社の追随を許さない圧倒的なコストパフォーマンスの良さにあるのは間違いないです。

人件費は無償じゃありません。人が介在すれば、そこには当然コストが発生します。株式会社の存在意義は利益の最大化ですから、一般的なハウスメーカーは売上の最大化とコストの最小化で利益を生み出します。

県民共済住宅も株式会社ではありますが、株主は埼玉県民共済であり、間接的には共済の出資者(=加入者)、つまり施主の利益の最大化が目的です。県民の顧客は共済出資者限定なので、あくまで想像ですけど赤字が出ないギリギリの利益率でしょう。

我が家を建ててくれた棟梁が言っていましたが、県民から回ってくる仕事の工数単価は他よりも結構低いらしいです。それでも、途切れなく安定的に仕事を回してくれるから仲間うち含め県民専属でやっているって話を聞かせてくれました。

営業がいない、宣伝しない、資材の調達コストカットといったものだけでなく、実際に建築に携わる方々にも泣いてもらって成り立っている価格であることは、心に留めておきたいですね。

標準仕様でも十分グレードが高い

家を建てるときは、だいたいどこのメーカーも住宅設備の標準仕様というものを設定しています。建前は施主が1つ1つ選ぶのが大変だからということですが、実際は仕入れコストによって決まるもので、入れ替わりもあります。

県民も同じ理屈で、周期的に仕様の入れ替えがあります。ただ、標準として定められる設備はどれも十分すぎるグレードです。

実際、都内の某メーカーのショールームで、埼玉以外では馴染みのない県民共済住宅の標準仕様が良いことを感心されてました。

オプション料金の安さ

個人的意見であることを断っておきますが、県民で建てる人って坪単価の安さに対する捉え方が2極化してると思うんです。 一方は高品質な上でのローコスト追求、もう一方は安いからこそミドルコストでさらに品質・快適性向上を追求する方向性。

うちはオプションを盛って後者の道を進みました。最終清算金含めた総額で均した坪単価は60万半ばなので、他のハウスメーカーに近い金額になったと思います。ただ、快適性を比べると圧倒的に優っていると自負してます。

ただ、県民共済住宅の理念は高品質を低価格でというところだと思いますので、顧客としては望ましくない相手だったかもしれません。 オプションが増えると一括発注の効果が薄れますから。そのため、来年からオプション値上げという形で歯止めをかけようと動き出すようです。

県民共済住宅が合う人、合わない人

自分自身は職人さんにも恵まれ、大変良い家を建ててもらえたと思っているので、県民には大満足です。ただ、1から10まで希望を実現してもらえたわけではないです。 県民は良くも悪くも保守的で、他のハウスメーカーと違って、陸屋根やルーフバルコニーがダメ等できないことの制約があります。

建物に対する制約だけでなく、県民独特のルールというか運用を飲み込めるかという点も注意が必要です。それによって、県民が合う人、合わない人が分かれてくるのかなと思います。

少なくとも後述する内容に面倒とか違和感を覚えるようなら、県民は合わないかもしれません。

お客様は神様じゃない

接客という言葉はないと思ってください。 打ち合わせの飲み物はセルフサービスです。 豪華なパンフレット類もありません。 子供に風船プレゼントもないです。 用があれば自分から出向きましょう。 待たせて当然のスタンスだと思っておきましょう。

自分自身が営業マンに成りきれ

営業はいません。 設計士は基本的に助言してくれません。 自己プロデュースするつもりで行動しましょう。

隣の芝は間違いなく青い

他のハウスメーカーにできて、県民にできないことはたくさんあります。 品質は保証しますが、付き合いのない業者の製品は選べないので選択肢は限られます。

無知は罪だ

とにかく家づくりの勉強をしましょう。 情報はできるだけ集めましょう。 理論武装は交渉時に力になります。

努力とチェックを怠るな

ショールームには足繁く通いましょう。 見積は版数取り違えるのが普通と思って、内容、金額くまなくチェックしましょう。 現場にも足繁く通いましょう。 図面と現況の差異が発生するのが当たり前と思って淡々と是正要求しましょう。

引く時は引け

意外と統一ルールがあるようであいまいなこともあります。 人によって見解が異なることは日常茶飯事です。 他人宅にできて自分宅にできないことも当たり前にあります。 交渉してもできなかったら割り切ることも大切です。

横のつながりを大事にしろ

先輩とのつながり、同期とのつながり、後輩とのつながりは財産です。 助けてもらった恩は次代へ還元しましょう。

まとめ

えらそうなこと書いちゃいましたが、県民共済住宅が選べる埼玉県民って幸せだと思います。 人の手で作るものだし、職人の腕や性格の問題で、残念ながら満足いかない方もいらっしゃるのは否定できません。ただ、他のハウスメーカーに比べて割合的には少ないのではないかと思います。

県民共済住宅が限りなくゼロになる努力を続けて、良い家をたくさん作っていってもらえることを祈っていきたいです。

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